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本質的な特徴は、「他者によって注視されるかも知れない社交状況での強烈な恐怖または不安そしてその状況を回避する」恐怖症と定義されます。
米国精神医学会診断基準(DSM-5)には、恐怖あるいは不安を感じる状況の例として以下の3つが示してあります(DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル、医学書院より抜粋)。
1)社会的交流(例:人と雑談する、よく知らない人たちと会う)
2)人から見られる(例:食べることや飲むこと)
3)他者の前で何かをする(例:スピーチする)
そして患者はある振る舞いをすることが、あるいは不安な様子を見せることが「他人から否定的な評価を受けることになる」と恐れていると記載されています(すなわち、恥をかいたり恥ずかしい思いをするだろう、今後は拒絶されたり、迷惑がられるだろうと認識する)。
またその恐怖や回避行動は6カ月続くことが条件とされました。この6か月の障害継続期間の設定は、特に子供や一般社会でみられる社交に対する一過性の社交不安と区別するのに役立ちます(人前での赤面、動悸、手が震える、汗をかくなど誰しもあることです)。
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